社員インタビュー第7弾:退職者にインタビューしてみた②

社員インタビュー第7弾:退職者にインタビューしてみた②

こんにちは!
採用担当の池田です。

前回大好評だった企画の第2弾、退職者(元社員)にインタビューをしてみました。どうしても社内の人間だと会社ひいきの内容になりがちですが、退職者だとリアルな内容になりやすいので、皆さん興味があるのでしょう(笑)

今回は2020年6月まで在籍していた方にインタビューしてみましたので、是非お楽しみください!


【川田達也(かわだたつや)2018年7月にコアコンセプト・テクノロジー入社。新卒で大手SIerに入社し、インフラエンジニアおよびプリセールスとして勤務。現在の詳細経歴は文中参照。】

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池田

CCTのレベルについていくことが出来ずに途中離脱した川田さんじゃないですか!お久しぶりです(笑)

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川田さん

退職前に事前にすり合わせた通りの導入ですね(笑)こちらこそお久しぶりです!
本日は宜しくお願い致します。

大手SIer時代の経験について

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池田

では早速ですが、弊社入社前は新卒で入社した大手SIerに勤務されていたと思いますが、そもそも新卒の就活時はどういう軸で企業を選んでいたのですか?

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川田さん

40社ぐらい会社説明会に行って、SIerですとユーザー系やメーカー系、独立系等を全て回っていて、規模はほとんど考えずに見ていました。その中で私が選んだ会社は独立系に属するSIerで、製品やサービス、顧客に特に制約を受けずに自分のやりたいようにやれるみたいな謳い文句に興味を持って独立系SIerに絞って動いていましたね。

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池田

当初からIT業界に絞っていたんですか?

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川田さん

そうですね、今はITにあまり興味無いんですけど(笑)。資産としてヒト、モノ、カネ、情報みたいなことを当時言われている中で、ヒト、モノ、カネは会社に大きく依存するだろうと思っていて、一方“情報”だけはそうではないんじゃないかなと。そのため多くの業界で活躍できるスキルが身に付けられるかなと思いITを見ていましたね。興味があったというか、ITに行けば可能性が広がるだろうみたいな感じです。

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池田

川田さんの就活時代って、現在ほどIT業界が人気な感じでは無かったですよね?

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川田さん

そうですね、そんな人気では無かったです。エンジニアが~とかITが~とかではなく、むしろ事業会社の方が圧倒的に人気だったと思います。

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池田

そうですよね。1社目はどのくらい在籍したんですか?

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川田さん

10年ぐらいですね。

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池田

かなり長い期間ではありますが、その中で主にどんな経験をされていたんですか?

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川田さん

大きく2つあって、1つは新人から3年目までエンジニアっぽいことをやっていて、航空系のカード会社の基幹システムのインフラ運用を担当していました。

ただ3年目の終わりぐらいから徐々に違うことをやりたくなってきて。というのも運用保守の担当者をやっていると、お客様に会わないし、自分で決めることが特にないので、開発がやりたいと会社に伝えていたんですよね。

すると「お前には営業の素質がある」みたいなことを言われて、プリセールス(技術営業)にアサインされて、CCTに転職する直前まで7年ほどやっていました。

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池田

えっ、開発やりたいと言っていたのに、営業に回されたんですか???

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川田さん

そうです、思いっきり飛び越えていますよね(笑)。開発経験も技術も知らん自分がお客様に提案する立場になったというのが当初はホントにしんどかったです。

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池田

それは直近の上司の方が「お前は営業に向いている」と推薦していたんですか?

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川田さん

そうですね、なんかインフラの事業部の中でインバウンドだけではなく、インフラの営業のような、技術的に営業を取りに行けるやつを育てるみたいな方向性があって、営業部門からも川田が良いだろうということで推薦して頂いた感じですね。

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池田

それは川田さんのどういう仕事への姿勢が評価されたのだと思いますか?

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川田さん

なんでしょうね(笑)。なんかCCTに入社したときもそうだったんですけど、分かんないことって分かんないじゃないですか。それを自分で努力して何とか分かろうとする方もいると思いますが、人に助けてもらって分かるようになるというプロセスを踏むのが僕の特徴で、その過程で対人スキル等が身に付いて評価されたんじゃないかなと思います。

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池田

周りの人に色々聞きまくる中で、コミュニケーション能力が身に付き、社内人脈等も広がっていた感じなんですね。

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川田さん

そうですね、なんか春の新人歓迎の全社イベントでも、新人の代わりになぜかステージで一発ギャグとかもやらされたりとか(笑)。
会社の中ではチャラチャラして遊んでいる奴みたいな認識はされていたと思います。

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池田

前職企業の規模ですと、多種多様で優秀な方も多いと思いますが、その中でも群を抜いて明るくおちゃらけたキャラクターだったんですか?(笑)

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川田さん

いや、それはどうでしょう(笑)。ただ周りから色々チャンスは貰えていたので、とりあえずやってみろ的な感じでサポートはしてもらっていたと思います。

弊社への転職経緯

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池田

話を聞く中ですと、周りの人に恵まれて、仕事も充実していたように思えるのですが、なぜ転職を考えたんですか?”

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川田さん

正直、全く転職は考えていなかったんです。ただ実は会社の後輩がヘッドハンティング会社に転職していて、「川田さん、転職しなくても良いのでうちの会社に登録して下さい!(登録するとヘッドハンターが色々な会社に売り込んでくれる仕組み)」みたいなことを言われて。レジュメ作成についても色々サポートしてくれるとのことで良いか、みたいなノリで登録したのがきっかけです。

そこから、CCTは1社目か2社目に紹介されて、転職を少し考えた感じです。

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池田

同じ会社で10年働く中で、転職は一度も考えたことなかったんですか?

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川田さん

なかったですね。大手SIerなので社内にはPMか営業がほとんどを占めるんですけど、その状況の中で僕はその間の役割としてPMにも物申すし、営業にも物申せるみたいな好き勝手に動けていたので、充実はしていたと思いますね。
転職については考えたことも無かったと思います。

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池田

じゃあ本当に後輩の方がきっかけだったんですね。
当初弊社の紹介をヘッドハンターから紹介を受けた時に、どんな印象を抱いたか覚えていますか?

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川田さん

とりあえず技術を強く推していること、150%の高い成長率を誇っていることぐらいですね。

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池田

なるほど。そうなると川田さんのキャリアって上流メインだと思うのですが、技術を強く押し出している弊社だと、そもそも合わなそうというか惹かれるポイントが少ないのかなと思うのですがいかがでしょうか???

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川田さん

確かにそうだと思いますし、答えるのが難しいですね。。。なんか大手SIerで仕事をする場合、例えば案件発生したタイミングだと、部長や営業の方が相手になることが多かったので、現場レベルで技術を語る人と一緒に関わることがほとんどなかったんです。それに技術ギークな方はちょっと苦手意識もあったぐらい(笑)。ただ、どうせ転職するなら今までとは違う環境(技術ギークな方が多い会社)で仕事をしても良いかなというか、怖いもの見たさで興味を持った感じです。

僕の今までの働き方って大企業依存しているというか、評価のされ方や考え方もそうで、井の中の蛙みたいな感じはあったからこそ、今までとは全く違う環境でチャレンジしてみようかなとは思いました。

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池田

ちなみに弊社以外だとどんな会社から声が掛かっていたんですか?

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川田さん

外資のメーカー系のコンサルや営業とかですね。

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池田

今までの経験としてはそっちの方がマッチしていそうですもんね。
そうすると、そこで弊社に興味を持って頂いた後に最初に弊社とコンタクトを取ったのは社長の金子との面談でしょうか?

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川田さん

そうですね。会社紹介に始まり、Q&Aみたいな感じでCCTを知る場として設けて頂きました。

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池田

話した感じの印象はいかがでしたか?

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川田さん

うーん、やたら難しい単語を使う社長だなって感じです(笑)。英語なのかな?みたいな。

・・・はい、すいません。真面目にお答えすると、会社の方向性を聞く中で、単純に面白そうな会社だなと思ったのと、僕自身が貢献できるポジションもありそうだなとは思いました。

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池田

そうだったんですね(笑)。一度目の接触の後の流れはどんな感じだったんでしょうか?

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川田さん

ヘッドハンターに面白そうな会社とは伝えましたが、まだまだ分からないことが多かったので、再度ヒアリングの場を設けて頂こうということで設定してもらったんです。

そして2回目を迎えて、金子社長の他、取締役や執行役員の方も出てきたのですが、まさかのガッツリ面接で(笑)。僕としては会社を知る場という気軽な感じで伺ったのに、もうびっくりして。。。

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池田

その説は大変失礼致しました(笑)。無事に面接を終えた後はどんな流れだったんですか?

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川田さん

有難いことに、即内定みたいな感じで連絡を受けたんです。
で、実際入社するか考えたんですけど、その中で思ったことは、どうしても大手にいると案件が始まるとバリューチェーン毎に組織が存在するので、それこそ営業部からパートナー推進部、開発部や運用保守部みたいな感じで縦割りですよね。
その中で自分は中途半端なポジションで、営業にいたりインフラやっていたりみたいな。

バリューチェーンに限らず、0~100まで自分で出来ちゃえば良いなとは思っていて、それこそ案件のファインディングから検収を上げるクローズまで出来れば、組織とか役割の引き渡しとか気にせずスムーズに出来るみたいには思っていたんです。

プリセールスみたいな立場で偉そうにしていましたが、その前後の工程を含めてしっかりスキルが身に付けばもっと自分のやりたいように出来るなと思っていて、ベンチャーに行けばそれが実現出来るのかなと思い始めたんです。

要は大企業の仕事のやり方に多少疑問はあったんですね。そういうことを払拭できそうな印象がCCTにあったので、最終的に入社を決意しました。

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池田

どうしても会社規模が大きくなるとやむを得ない部分はありますからね。

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川田さん

そうですね。
CCTの会社説明を聞いた時に、例えば一次請けと二次請けの2軸を持っているじゃないです。一次請けの仕事に携わることが出来れば、先に挙げたようにバリューチェーンの全工程に携われる、二次請けだと自分の専門スキルであるインフラが活かせるなと。

相対的大企業に対して自分の強みを出して数字を作ることが出来ると思っていたので、CCTの事業の中でも活躍できるのではないかなとは思っていました。

 

CCTに入社して感じたこと

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池田

CCTでは2年間働いていたと思いますが、主にどんな仕事をされていましたか?

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川田さん

2年間遊んでいたら終わってた感じです(笑)。
というのは冗談で、一次請け案件のアカウントマネージャーとしての役割を与えられて従事していました。

その中で自分自身も手を動かしたいなと思って、インフラ領域で0から提案して受注して、PLとしてインフラ構築にも携わっていましたね。

あとはSESの営業で相対的大企業に対して、人員提案にも少し携わっていました。

前職の繋がりで案件の相談をしてきてくれたりしていたので、新規開拓をガツガツやっていた感じです。

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池田

入社直後のギャップは何か感じましたか?

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川田さん

まず思ったことが、規模が小さくても、組織は縦割りになるんだなと。
同じ事業部門なのに隣の案件の状況とかについてはあまり知らなかったので、規模に関係なく起こり得る構造的な問題なんだなとは感じました。

これはギャップというか気付きに近いですかね。

ポジティブな意味でのギャップで言うと、当初僕は技術者に対して偏見を持っていたんです。いわゆる技術ギークな職人の方ってあまり後輩とか弟子を育てないみたいな。でもCCTにいるエンジニアの方って自分の技術や知識を共有する考えが当たり前にあって、社内勉強会とかもたくさんやっていたので、これは良いギャップでしたね。

だからこそ、案件等の共有も上手く出来そうなので、そこはちょっと不思議ですね(笑)。

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池田

今はリモート勤務の方が多いからこそ、オンラインでも勉強会が盛んに実施されていますよね。
案件の共有とかは確かにまだまだ改善の余地があるかもしれません。

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川田さん

CCTにいるエンジニアの方って、案件自体というよりも、細かい事例や技術等の狭くて深い部分の方に興味がある方が多いかなとは思っています。

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池田

大手とベンチャーで仕事の進め方の違いはありましたか?

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川田さん

ポジティブ面で言えば、スピードですね。案件発生から受注に至るまでのプロセスはすごく早いなと。携わる方が限られているのもありますし、承認プロセスが大企業ほど仕組み化されていないからこそ、すぐにお客様に出せるみたいな。

前職だと多段承認ルートがあったのですが、そういうのがなかったのでスピード感は全く違いましたし、どう考えてもCCTのスピード感の方がお客様から求められていますよね。

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池田

ベンチャーが大手に勝てる部分ですもんね。

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川田さん

逆にネガティブな面で言えば、属人的部分があるなというところですかね。仕組みがまだ未整備で、マンパワーでやってきたから成り立っていることがあると思うので、個人の過去の知見を社内で共有することで上手く活かせるようになるともっと良くなるかもしれません。

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池田

それは仰る通りかもしれませんね。

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川田さん

せっかく色んな事例が溜まってきているので、そこを上手く出来ると今後新卒の方の育成とかにも生かせそうですよね。

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池田

CCTに合う人や合わない人ってどんな方でしょうか?

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川田さん

技術好きな方は絶対合うと思いますね。社内で技術が尖っている方もたくさんいますので、模範となる方がたくさんいるCCTの環境は合うと思います。

また、今は技術に長けていないけど会社に入って技術を身に付けたいという方も合うと思います。技術を共有するという考えを持った方が多いので、新しい人を受け入れる環境があるという点で良いんじゃないかなと思います。

一方合わない人は、、、バイネームで挙げると川田みたいなタイプですかね(笑)。

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池田

川田さんはあまり弊社にはいないタイプですからね(笑)。

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川田さん

CCTの人って、真面目で、頭が良くて、職人みたいな3拍子が揃っている印象です。

これは僕の偏見ですけど、専門分野がカチッと決まっている方が多いので、その枠以外のことは拾いに行かないんですよね。当事者意識が弱いというか。
分からないことや、やらなくてもいいことは手を出さないみたいな。

僕はお客さんに寄り添うというか営業思考なので、「それを拾いに行けばお客さんに喜ばれるのにどうして動かないの!?」みたいに思うことが多かったんですよね。

ただチーム想いな人や後輩想いの人も多いので、決して無関心ではないんでしょうけど、こだわりが強いが故になんかもったいないなぁと思うことはありました。

あと、頭の良い人って間違えることを嫌うじゃないですか。分からないことは間違える可能性高いですし、分かっている範囲で勝負したがるので、どうしても手を出さない領域がありますよね。

僕は間違えることや分からないことを隠さずオープンにすることが、ある意味能力なので、そこは少しギャップというか合わない部分は合ったのかもしれません。

僕がCCTで携わった仕事についても分からないことだらけ(開発SEも新規開拓営業もやったことが無かった)でしたけど、それこそ周りの人に教えてもらいながら進めていけたので、そういう風なマインドで良いのになぁとは思います。

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池田

弊社規模だと、明確にミッションを定義して配置できないことも多く、どうしても溢れてしまうグレーゾーンがあるので、そこを拾いに行ける方が出てくるともっと良くなるかもしれないですね。

ちなみに回答の延長線上になりますけど、弊社の良さとか改善点って何かありますか?

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川田さん

いやー順調だから今のままで良いんじゃないですか(笑)。
改善点は先に挙げた感じで、縦割りだったり、エンジニアが職人気質(専門外のことは触れたがらないこと)なことだと思います。

一方で会社全体の良さでいうと、他のベンチャーは知らない中での回答ですが、やりたいって思ったことは言ったもん勝ちというかやったもん勝ちですよね。

例えば社内のプロジェクトチームの中で、テスト計画書や設計書を書く業務があったものの、それが出来るメンバーが限られていたんです。

その際にそのメンバーと話す中で、テストを書けるようにするための研修を作って、それを作ったら評価項目に加点しちゃおうみたいな話で盛り上がり、それをそのまま上長に伝えたところOKが出て、実際にそのメンバーが無事やり遂げたら評価にも繋がったんですよね。

あとは別のプロジェクトに行って合わないとか、違うプロジェクトに行きたいという意見についてもしっかり向き合って汲み取ってくれる感じですよね。そこはどのベンチャーもそうなのかもしれませんが、CCTではしっかり対応していたので良いなとは思いました。

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池田

例えば異動については前職でやろうとすると難しいんでしょうか?

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川田さん

やはり異動となると、本部間同士の調整が~、申請の書類が~、人事の面談が~みたいなことが多いので、半年以上待って検討するみたいなことは往々に起き得ると思います。

なぜCCTを退職したのか

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池田

川田さんが退職してまだ間もないですが、どうして辞めちゃったんですか!?

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川田さん

それは僕の女性スキャンダルが会社にバレて、、、というのは冗談で、プロジェクトのアカウントマネージャーを2年間務めさせて頂く中で、色々手探りで対応していたんですよね。
仕組みが存在していない分、色々試せたのはあったので。

その中で自分の業務を振り返るというか答え合わせをしたいなーとはぼんやり思っていた中で、前職の上司から戻ってこないかと誘われたんですよね。
国内でも超ビッグなプロジェクトでそこにジョインしてくれないかと。

そこに行けばCCTで培ったスキルがどこまで行かせるのかを試すことも出来るし、プロジェクト運営のノウハウも学べるし、多くの人とも関われるので魅力的だなと思ったので退職を決意しました。

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池田

出戻りですね。ちなみに初めて退職を川田さんから聞いた時に何度も確認しましたが、古巣の上司から誘われなかったら本当に辞めなかったんですよね?

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川田さん

それは本当です。今の案件が終了すれば、CCTの中で次のプロジェクトやるつもりでいたので。

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池田

転職活動自体は一切していなかったんですね。

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川田さん

そうです。CCTに入社するときも今回もそうですが、転職活動自体はしていないですね。

あとは年齢的な部分もあって、35歳になったんですけど、SESの案件の業務に携わる中で色んな人の経歴書を見たんですよね。その方々と自分の経歴を比較すると、いかに自分の経歴が浅いというか薄いなと感じてしまったんです。

もっと経歴書に箔を付けたいなとは思っていたのはありました。

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池田

そうだったんですね。
川田さんに見放されたメンバーが現在頑張っていますが、何かアドバイスありますか?

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川田さん

そんなのないですよ(笑)。

ただ、、、実は僕が辞める直前で某部長の方に話し掛けられたんですよね。業務でほとんど関わっていない部長だったんですけど。
その中で、「中々数字に貢献できずに申し訳なかったです」みたいなことを僕が伝えたら、「もっと無茶すれば良かったじゃん」と言われて。

なんか自分の中で無茶していたつもりだったので、色々考えさせられたんです。

勝手にインフラ案件取りに行ったり、営業やったりみたいな感じで無茶していたと思い込んでいたのですが、その部長から正面から言われたことで、本当に自分はこの会社でやり切ったのかなという想いが込み上げてきたんです。

「もっと好き勝手やりたいんですよねー」みたいな感じで他のメンバーに愚痴ると、「もうこれ以上好き勝手すんな」と言われていたんですけど、なんか自己満だったのかなと。

なのでCCTにいる人にアドバイスじゃないですけど、もしやりたいこととかやるべきことに気付いている場合は、積極的に発言して行動すべきだなとは思います。

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池田

そんなことがあったんですね。

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川田さん

特にCCTは役員の方や部長の方そばにいるので、近いからこそ言いにくいことはあると思いますが、逆に受け入れてもらえてチャレンジしやすいと思うんですよね。

そういう機会を作ることもビジネススキルじゃないですか。発信せずにモジモジしている奴は何も変わらないし、機会を与えられても行動できない奴はそこまでで終わりだし。

積極的な発言や行動が出来ると良いんじゃないですかね。

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池田

めっちゃ良いアドバイスじゃないですか。
最後になりますが、また転職を考えるタイミングがあった際に弊社に再入社してくれますか???

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川田さん

安宅さん(弊社社員)のブログの言葉を借りると、プロダクト思考では無くプロジェクト思考の方が増えたら戻りたいですね(笑)。

要はもう少しビジネスライクなメンバーが増えると良いと思っています。

安宅さんをいじるためにブログはしっかり読んだんですけど(笑)、その中で「チームがゾーンディフェンスの戦略なのに、1人だけマンマークしていたら監督にしばかれるやん」みたいなこと書かれていたんですけど、一緒にやっていたプロジェクトはまさにそうだったじゃんみたいな(笑)。

もちろんプロダクト思考は重要だと思うんですけど、やはりお客さんありきですからね。お客さんの中で予算を組んでスケジュールを決めたり、投資計画や審査をしているわけで、そのような背景を踏まえると、1人くらいはプロジェクト思考のメンバーがいないとお客さんの仕事が出来ないと思うんです。

そういう現実路線が分かるメンバーが増えると戻りたいなとは思うのかなと。

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池田

CCTは本当に職人気質でプロダクト思考の方が多いんですね。

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川田さん

そうですよ。ただそれは良い面もあって、お客さんからもクオリティが高くスピード感があると評価されているので。

とは言え、、、契約書に書かれていることがお約束事なのに、それを無視したのはアカンでしょみたいなことはちらほらありましたね。

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池田

プロジェクトの中で実際にプロジェクトを回している人からするとそういう苦労があったんですね。

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川田さん

はい(笑)。ただ専門分野に長けている人が多いからこそ、それを十分に理解した上でハンドリングできるマネージャーであればむしろ動きやすいというか楽しく働けるとは思いますよ。僕はまだプロジェクトをしっかり回すという経験が少なかったので苦労しましたが。

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池田

貴重なお話、ありがとうございました!また一緒に働けること、楽しみにしております。本日は改めてありがとうございました!

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