ゆるふわアジャイル~情弱がシステム開発のPLになった話~ 第5話

前回までのあらすじ

会社訪問で今や役員となった懐かしい面々と再会し、製造業系のシステム開発とか英語でのオフショア開発とかいう素敵なキーワードに興奮するこんせぷ子。
こんせぷ子、世の中そんなに甘くないぞ?!

今日のワンポイント用語解説:統合開発環境(IDE)

本題に入る前に簡単な用語解説をします。
第5回は開発環境です。

環境
1. まわりを取り巻く周囲の状態や世界。人間あるいは生物を取り囲み、相互に関係し合って直接・間接に影響を与える外界。
2. コンピューターのハードウエアの性能と、搭載されたソフトウエアの性能、ならびにそれらが複合的に集まって作り出している状態を1にたとえたもの。
オペレーティングシステムの種類、CPUの動作周波数、搭載したメモリーの容量、ネットワークの状態など、さまざまな要素によって変化する。

ふむふむ。わかったぞ。

統合開発環境
IDE (Integrated Development Environment) は、ソフトウェアの開発環境。
ソフトウェアの開発において用いられるエディタ、コンパイラ、リンカ、デバッガ、その他の支援ツールなどを統合・統一化した開発環境のことである。

。。。コンパイラ?デバッガ?ルー〇柴かい!

実はシステム開発をする際にはソースコードを書くだけではなく、
何かしらの機能するアプリケーションを作るには
書いたソースコードをコンパイル(ソースコードをコンピューターが実行可能な機械語に翻訳すること)したり
デバッグ(プログラムを検査して不具合を検出すること)する必要があります。

この統合開発環境と言われるやつを使うとボタンをポチポチしたり、簡単なコマンドを打ち込むだけで
ソースコードを書く~アプリケーションが動くが実現できるのです。

使用する言語や予算、使い勝手などに応じてベストな統合開発環境を選定する必要があります。

会社訪問

圧倒的成長を遂げるためにその場のノリで熟考の末入社を決意した私。
まずは入社の日程を調整します。

役員「じゃあ、とりあえず来週から来られますか?」

えええええ?!まさか受け入れる側も軽いノリ?!

まさかこんなに急ピッチで話が進むと思っていなかったので帰国後はしばらく以前のバイト先で働くことにしていたので
意外とシフトにびっしり入っていました。

私「あの~、実はバイトすることが決まっていて、働けるとしても来月からなのです。」
役「それならしょうがないですね。では、今月は何日かだけバイトとして出社してみて来月から社員ってことでどうだろう?」

ひょえ~
この会社の方々は神か仏かなんでしょうか?
それとも私の盛り盛りの経歴書溢れ出るやる気とポテンシャルが隠しきれなかったのでしょうか?
Σ(´∀`;)

私「ぜひ、そうさせてください。来月からは毎日来られるようにします!」
(いや~、バイト先にお願いしてシフト入れてもらったけど今月いっぱいで辞めるって言わなきゃ。。。)

そんなこんなで初出社の日が決定しました。
会社訪問してから実に1週間後。

はやっ。
大丈夫なのかしら。。。
ちょっと心配になってきた。。。

なんといっても3年ぶりの社会復帰。
異国の地での悠々自適な勤勉な学生ライフとは全く別の生活。
リハビリから始めなければ。

英語使うみたいだから忘れないように英会話にでも通ったほうがいいのかなぁ。
システム開発ってほぼ未知の世界だけど何か調べておいたほうがいいのかなぁ。
製造業の現場から離れて久しいけど復習しておいたほうがいいのかなぁ。

うーん。うーん。

そもそも会社って何着て行けばいいんだろう?!

社会復帰を目前に、頭がパンク気味。。。

~続く~
※実話をもとにしたフィクションです。

 

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