サラリーマンはオワコンなのか!?

サラリーマンはオワコンなのか!?

こんにちは!
採用担当の池田です。

あるポジションにおいては全く成果が上がらなかったのに、違うポジションになった途端に恐ろしく高い成果を上げる方がいる。

いわゆる適材適所ですよね。

リーダーの仕事の中の1つに、メンバーが最も輝ける場所・役割・ミッションを与えることがあるとも言われておりますが、これって現実的には中々難しいこと。

以前、某有名ベンチャー創業者の講演があったのですが、そこでの話がまさに適材適所だったので簡単にお伝えします。

ある音楽プロデューサーの方が秘書を雇ったのですが、どうも秘書としての仕事はイマイチ。
例えばお客様との打ち合わせの日程調整を依頼しても、平気で1日間違えたりすることが日常茶飯事で、もはや秘書として機能していない。

普通であればその場で解雇すると思うのですが、見ている限りでは本人として何か悪意があってやっている様子はなく、至って真面目に仕事に取り組む中でミスを連発している。

見かねたプロデューサーが、
あなたは何が好きなんだい?
と秘書の方に質問すると、
特に無いですが、敢えて挙げるとすればカラオケです
との回答が。

音楽プロデューサー相手に「カラオケが好き」というのも中々恐れ多くて言えないことですが、そのプロデューサーの方は何と秘書の方に、
では曲を1つ作って来なさい
との仕事を命じることに。

そして後日秘書の方が作ってきた曲を聞くと、めちゃくちゃ良い曲、というより売れそうな曲だったので、あれよあれよとリリースすることになり、まさかの大ヒット。

実はその秘書の方が、コナンの主題歌で有名な歌手の方なんです!
※ごめんなさい、講演の中で実名は上げちゃダメと言っていたので伏せさせて頂きました

なぜこのようなど素人の方がいきなり売れる曲を作れたかと言えば、
普段からカラオケに触れているから
だったようです。

要は、カラオケで歌う曲はその多くが大ヒット曲であることが多いので、秘書の方は大ヒット曲しか知らない状況なんです。そのため新しい曲を作ろうとすると、自然に大ヒット曲の特徴が活かされた曲調やメロディーに仕上がったとのことで、初めての曲作りながらも大ヒット作品を生み出せたとのこと。

このプロデューサーの方はそれを期待して曲作りを命じたらしいので、それも凄いことだなと思う一方、やっぱり人にはその人の強みや特徴があるからこそ、環境やミッションを少し変えるだけで大きな成果に繋がることになるんだなと思わされた話でした。

さて、今回はサラリーマンについて触れたいと思います。

サラリーマンはいつの時代も辛い

サラリーマンというワードは今も昔も使われていますが、時代とともにネガティブなイメージを持つようになってきたのは私だけでしょうか。

昨今はフリーランスになったり、起業したりする方も増えており、キャリアの選択肢の広がりが大きくなっていく中、わざわざ企業に勤めて会社や上司の言うとおりに行動するサラリーマンはもはや現代版奴隷ではないかと。

私は今まで3社経験していますが、いずれも規模や業界、業種は違えど、サラリーマンとして働いていたので、働く中で抱える不満は大きく変わりませんでした。

  • なぜこんな意味不明な仕事をやらないといけないのか
  • なぜ会社や上司は意見を聞いてくれないのか
  • なぜこんな理不尽な仕打ちを受けないといけないのか

もちろん、今の会社は他の会社に比べて圧倒的に自由度が高いので、それこそ1社目のレガシー企業に比べれば不満の数はかなり減りましたが、とは言え一切無いかと言えばNOです。

結局、会社という場所は、

  • 自己実現する場所ではなく
  • 好きなことをする場所でもなく
  • 気の合う仲間とワイワイする場所ではない

ということが前提にあることが多いので、会社からの業務命令に従うことが求められるのは当然のこと。

ちなみに昨今はこの辺りの考えが混同しているからこそ、逆に不満が溜まりやすくなっているのかもしれません。

というのも、

  • 会社という環境を使って、自己実現しよう!
  • 好きなことを仕事にしよう!
  • 社員は家族のようにワイワイしながら楽しく仕事しよう!

みたいなスローガンを掲げている会社があるのも事実ですし、時代としてもそのような流れになっている傾向が一部ありますよね。

このような情報シャワーを浴びる中で、本来のサラリーマンとしての役割が忘れ去られ、個人の都合を優先するような風土になっているのかなと思っています。

昭和の時代は、
仕事はとにかく辛くて大変なものである
という画一的な考えが共通認識であったからこそ、仕事に対して過度な期待が無く、会社や上司への不満はあるけれども、だからと言って追い詰められて病んでしまったり、良からぬ行動に走る方は今の時代に比べて少なかったのかもしれません。

ただあくまで私の考えですが、会社はあくまで経営しているメンバーや、株主の考えに基づいて運営されるものなので、一社員の意見が通ることは少ないことが普通だと思っております。

もちろん意見を伝えることが悪いことではありませんが、最終的には会社の判断に従って、その判断に貢献すべく動くことが求められるのは当然のこと。

これがもし出来ないのであれば、自分が理想とする企業に転職すれば良いだけのことで、不満を抱いている会社に留まる必要はありません。
結局転職せずに不満をタラタラ言っている方は、転職する自信がないローパフォーマーの方に多い気がしています。

50%と20%の違い

サラリーマンの対義語が“資本家”なのかは分かりませんが、サラリーマンの不満から解放されたい場合は資本家になるしかありません。

資本家になれば、誰からも指図を受けることなく、自分のペースで仕事を進めることができ、さらに青天井でお金を稼ぐことが可能ですよね。

資本主義の世界で“偉い”立場にあるのは紛れもなく資本家になるので、毎晩居酒屋で愚痴をこぼしている方はどうぞ辞表を出して起業してみてはいかがでしょうか。

ちなみにサラリーマンの給与所得にはもちろん税金が掛かり、最大で50%以上の税率が掛かる一方、資本家の税金(配当所得に掛かる課税)は20%程度しかありません。

この辺りから見ても、いかに資本家が恵まれているか分かることでしょう。

ただもちろん、多くの方が資本家になろうとしない理由もあって、単純にリスクが大きいからですよね。

成功の定義にもよりますが、起業して数年で事業が軌道に乗ることなんてほとんどあり得ず、上手くいけばラッキーぐらいの感じでしょうか。

会社創業当初はどの起業家の方の書籍を読んでも、血の滲むような努力と行動をしなければならず、物理的な疲れはもちろんのこと、人に裏切られたり騙されることも多く経験しているので、メンタル的にタフでなければ当然すぐに廃業となります。

多くの方がその大変さをなんとなーく分かっているからこそ、それに比べれば全然楽で恵まれているサラリーマンという働き方を選択しているのかもしれませんね。

ただちょっと待って下さい。

資本家はハイリスクハイリターンで、サラリーマンはローリスクローリターンという構図は本当でしょうか?

私は会社という環境を上手く使うことで、
ローリスクハイリターン
を得られるのがサラリーマンという働き方だと思っています。

個がフォーカスされやすい時代

会社を創業して失敗すれば、命が取られることはないものの、職や資産は失います。
ただサラリーマンという立場で事業に失敗しても、職や資産は失いません。

サラリーマンという立場があまりに守られているからこそ、その立場を上手く使うことは決して悪いことではない、むしろサラリーマンのメリットではないでしょうか。

例えば、夏野剛さんはそれを体現した1人。
現在はニコニコ動画で有名なKADOKAWAの代表取締役社長をしておりますが、夏野さんを一躍有名にしたのは、ドコモの「iモード」であることはご存知でしょう。

1兆円ビジネスを生み出したうちの1人としてメディアに取り上げられ、夏野さんのキャリアの分岐点となったことは言うまでもないことでしょう。
※現在はKADOKAWAの社長以外にも、多くの会社の社外取締役や大学の講師を務めているほど、各方面から引く手あまたの状況です

また、個人的に私が好きな方が森岡剛さん。
USJをV字回復させた立役者として数多くのメディアに取り上げられており、現在は会社を創業して多くの企業のマーケティングを支援しています。

ちなみに、、、森岡さんの著書で「苦しかったときの話をしようか」があるのですが、これはサラリーマンの方必読です。

サラリーマンとしての苦悩が描かれているのですが、本当に壮絶な経験を乗り越えているからこそ、あそこまでのバリューを出せたんだなと感心させられます。

ストレスによって血尿が出るほど追い詰められる経験なんて普通ないですもんね(笑)

お二方とも、最初はサラリーマンという立場ではありますが、その立場を思う存分使うことで、どんなに破天荒に行動しようと、どんなに失敗しようとも基本的に給与が保証され、雇用が保証される中で最大限のパフォーマンスを上げていますよね。
その結果として、個人に仕事のオファーが来るまでに市場価値を上げた成功例だと思っています。

何もホリエモンのように、最初から起業してスーパーマンのごとく成果を上げ続け市場価値を上げなくても、私のような凡人にとってはサラリーマンという立場を利用することの方が良いのかなと。

ではサラリーマンで市場価値を上げるためにはどうすれば良いのか。

はい、当たり前ですが目の前の仕事に熱心に取り組むしかありません。

当たり前のことですが、当たり前のことを出来る方が少ないのもまた事実。

やや説教臭くなりますが、、、多くの中途面接者と話す中で、正直なところ、
転職せずに今の会社で頑張れば良いのに・・・
と思うことは少なくありません。

転職理由の多くが、

  • 待遇への不満
  • 上司や同僚と相性が合わない
  • 残業時間が長い

に集約されそうですが、環境を変えたところでそう大きく変わらないことがほとんどですよ。

  • 会社の評価に不満がある方は、会社を変えても劇的に評価が変わることは少ないでしょう。
  • 今の会社の人間関係に悩んでいる方は、会社を変えても同じ悩みを抱えることでしょう。
  • 今の会社の残業時間に苦しんでいる方は、なぜ残業時間が多いのかを根本的に考えないと、会社を変えたところで同じように残業に苦しむことになる、または労働時間が減るかもしれませんがその分給与が下がるだけでしょう。

超絶ブラック企業も世の中には存在しているので、自分が原因なのか会社に原因があるのかの線引きは難しいものの、

  • セクハラ
  • パワハラ
  • モラハラ

等々、常識的に考えて明らかにおかしい事象以外は、自分に非があると思って行動したほうが良い気がします。

過去1度だけ本当にブラックな現場で働いていたんだなという方と面接した経験がありますが、もはやその感じが全面に出ていますからね(笑)
話の深みが違いました。

さて、今回はサラリーマンという立場に不満を思っている方に向けて書かせて頂きました。
サラリーマンという立場だからこそ、出来ることもあると思うので、是非目の前の仕事に必死で取り組んでいかねばならない、、、と書いている私の身が引き締まる思いになりました(笑)

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