CCT社員に聞いてみた!これは読むべきおすすめ書籍!

開発チームエンジニアのyasuです。
今回は弊社CCTの私の身近にいる社員6名から
「これこそは読むべき!」
「これはいい本だった!」
という書籍を紹介してもらいました!
エンジニア観点の書籍から、Orizuruのような製品を作るうえで大切になる経営の書籍、おもしろい小説など、
色々な書籍があったので興味のある書籍があった場合はぜひ実際に手に取ってみてください。

エンジニア:Tomo

最初の紹介者はエンジニアのTomoさん。現在は私とともにAndroidアプリの開発をしています。
Androidだけでなく、Webのサーバーサイドからフロントエンドまでと、幅広く活躍する現役若手エンジニアです。

リーダブルコード

1冊目はリーダブルコード!こちらはエンジニアにとって定番の本ですが、まだ読んでないという人もいるのではないでしょうか。
コードを美しく、そして読みやすくする方法が解説されていて、コーディングが見違えるようになるとして、多くのエンジニアから大変人気のある書籍なんです。
変数名の付け方や、コメントの書き方、関数の分け方などなど、日々の業務に生きるテクニックが満載です!
Tomoさんも、読んでからコードの美しさに気を遣うようになり、以前よりも質が上がったとのことでした!
私も読んだことがあるのですが、就職する前に読んだということもあって、また読み直したいです。

リーダブルコード -より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック-

UNIXという考え方 – その設計思想と哲学 –

UNIX系のOSを使っている人は意外と多いのではないでしょうか。
私も実はメインOSがLinuxで、WindowsもMacも持ってなかったりします。
そんなUNIXですが、なぜこれほどまでに普及して、30年にもわたって使われ続けているのでしょうか?
そんな設計思想や哲学について解説している本です。
UNIXの設計で使われている考え方というのは、実は他のプログラムを作るさいにも大いに役立つものです。
少し内容は古いようですが、そのイメージとは裏腹に文体は読みやすいので、少し興味がある人は読んでみては?

UNIXという考え方

AIエンジニア:Tetsu

私の同期にしてAIエンジニアのTestuさんには、それらしい系統の本を紹介してもらうよう強く要望してみました!
なんか難しそうでかっこいい本を紹介してください!という謎の私の無茶振りにもサクッと答えてくれましたよ。

工学系学生のための複素関数攻略への一本道

だいぶ濃い目の1冊を紹介してもらいました。文系で算数レベルから怪しい私には、複素数ってなんだってところからでしたが、
工学系学生が勉強する範囲までの複素関数を最初からとてもわかりやすく解説しているらしいです。
おそるおそる「業務で使いますか?」と聞いたところ一切使わないとのことなので、未来永劫私が読むことはないと思います。
数学がお好きな方はぜひ。

工学系学生のための複素関数攻略への一本道

深層学習

まさに!というタイトルをしている本ですが、こちらの本は、Testuさんがディープラーニングに取り組む上で最初に読んだ本のようです。
ディープラーニングについて何も知らなくても学習できて、とてもわかりやすいとのことでした!
これからディープラーニングに取り組んでみたいと思っている人にはいいのではないでしょうか?
この本で基礎を学習して、ここから別の本などを読んでステップアップしていったそうですよ。
ちなみに、この本を読めば僕でもAIエンジニアになれますかね!?という質問には、
数式読めないと無理というお答えをいただきました。うーん世知辛い。

深層学習

エンジニア:Motohiro

お次はMotohiroさんに聞いてみました。Motohiroさんは昨年の4月に入社した新卒社員ですが、
現在は開発業務とインフラ業務を担当している敏腕エンジニアです。インタビューにも気さくに答えてくれました!

スッキリわかるJava入門 第2版

これは私もおすすめする良書です!これからプログラミングを勉強しようと思っている人でJavaを学習する人、
Javaを勉強しているんだけど、イマイチ理解できていない人におすすめです!
ゲームのRPGになぞらえて解説が進んでいくのですが、
初心者が「ん?」となるツボを押さえていて、丁寧に解説を入れてくれます。
私も、Javaを勉強するうえでいくつか入門書を読んだことがありますが、
この本のわかりやすさに感動すら覚えて、いまだに自宅のデスクに飾ってあるほどです(笑)おすすめです!

スッキリわかるJava入門 第2版

ユニ・チャーム SAPS経営の原点-創業者高原慶一朗の経営哲学

SAPS経営モデルを開設している本書は、弊社CEOがMotohiroさんにおすすめした本でもあります。
私はMotohiroさんに紹介してもうらうまでSAPSという言葉すら知りませんでした!
スケジュール・アクション・パフォーマンス・スケジュールというサイクルを回すことで、
効率的に仕事を回すことができるというモデルです。
Motohiroさん自身、本書を読んでから、スケジュールを常に意識して、アクションするということを取り組むようになったみたいです。
PDCAサイクルのようなものをイメージするといいらしいのですが、
仕事の回し方や、個人でも使えるという点で、非経営者の人にも読んでほしいということでした!

ユニ・チャーム SAPS経営の原点

IoTエンジニア:Komiyama

Orizuruのゲートウェイを開発しているKomiyamaさんからはIoT寄りのものを紹介していただきました!

ツールエンジニア

月刊誌であるツールエンジニアは金属加工業向けの情報雑誌です。金属加工、機械、工具などの
新しい情報や、リリース情報など業界人がウォッチすべきことが満載です。
また、工場経営者のインタビュー記事や、図面の読み方特集など、弊社のようなIoTに取り組んでいる人が
読むといい情報も掲載されていますよ!

ツールエンジニア

月刊生産財マーケティング

先ほどのツールエンジニアが業界の現場にフォーカスしている雑誌だとすれば、
こちらの月刊生産財マーケティングは工作機械系の営業情報や、マーケティング情報、工作メーカー特集など、
業界情報が満載の情報誌です。私たちのようなIoTに取り組んでいる人は、こちらのほうが読んでおくといいみたいです。
Orizuruチームも展示会に積極的に参加していますが、こちらでは展示会情報やメーカー情報がよく載っているので、
こちらも要チェックです!

月刊生産財マーケティング

セールスマネージャー:Wacky

Orizuruの営業担当にしてマネージャーのWackyさんからは経営本を紹介いただきました!

イノベーションのジレンマ-技術革新が巨大企業を滅ぼすとき-

皆さんはイノベーションのジレンマをご存知でしょうか?
どんなに優れた商品でも、突然やってくる破壊的なイノベーションによって、あっという間に市場から駆逐されてしまうことがあります。
それをイノベーションのジレンマと言い、時代の中で幾度となく繰り返されて、そして幾度となく巨大企業が滅んできました。
身近なものでいえば、ビデオやガラケー、CDでしょうか。誰もその存在を疑わない、圧倒的なシェアを誇る商品でも、
DVDやスマートフォン、iPodなどの革新的な商品の登場で一瞬にして旧世代のものと化してしまう危険性があります。
モノづくりをするうえでの、技術革新を起こす側、そして起こされる側、双方にとって読むべき一冊です!

イノベーションのジレンマ 増補改訂版

キャズム ハイテクをブレイクさせる超マーケティング理論

さきほどのイノベーションのジレンマと関わりのあるこの「キャズム」という本は世界中で売れているバイブル的な本です。
商品を展開する上で、一部のマニア層に人気のある商品が、一般層にまで人気が波及するには大きな溝を超えなければなりません。
その溝のことをキャズムといい、なぜこのキャズムが発生し、いかにしてこのキャズムを超えて一般層にまで認知させるのでしょうか?
最近で言えば、クラウドやスマートフォンとかがいい例ですね!一部のエンジニアにとって便利な代物だったクラウドも、
キャズムを超えて、今では一般の人にまで波及するようになりました。
その商品の良さを以下にして一般層にまで伝えるのか、というのは商品を展開する上で考えなければなりませんね!

キャズム

IoTエンジニア:Ishihara

本ブログ初登場のIshiharaさんは、普段Orizuruブログの校正を担当していただいてる影の人です。
弊社の中でも敏腕エンジニアのIshiharaさんですが、だいぶ斜め上の書籍を紹介していただきました。

週刊野鳥の世界

まさかの週刊野鳥の世界。ちなみに私は冬のスズメが好きです。
ディアゴスティーニから出版されているこの週間シリーズはみなさんもよくご存知ではないでしょうか。
週刊野鳥の世界は120冊程度が出版されたようですが、コンプリート済みで読破済みのようです。シンプルにすごい。
ディアゴスティーニのシリーズは、私も集めていたことがありますが、内容が非常に濃く、
自分の好きなジャンルが出た時には、集めるだけの価値が大いにありますよ!

週刊野鳥の世界

貧しき人々

今度は小説を紹介していただきました。エンジニアはどうしても専門書を読む機会の方が圧倒的に多いのですが、
文学作品も読むと、人生観が深まったり、発想力、想像力が高まったりしていいことだらけですね!
ドストエフスキーと言えば、カラマーゾフの兄弟や、罪と罰なども有名ですが、
こちらの作品もドストエフスキーらしい内容のようです。
登場人物は遠距離恋愛をしている恋人で、手紙のやりとりを通じて物語が進行していきます。
まるで自分が当事者になっているかのような臨場感と、想像の膨らませ方が面白く、
ドストエフスキーの世界観に引きずり込まれますよ!

貧しき人々

まとめ

以上いかがだったでしょうか。
私の想像よりも様々なジャンルの本が並んだ結果となりましたが、概要を聞いただけでも色々と勉強になりました!
ぜひとも、時間を捻出して一度は読みたい本ばかりでしたね!皆さんも、気になった本があったら手に取ってみてください!

最近の記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事

アーカイブ

カテゴリー

PAGE TOP